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エロを楽しむ上ではとても便利な世の中ですが、ハメ撮り動画や顔出し画像の流出など、素人にとっては個人情報流出の危険がいっぱいのネット環境でもあります。

Winnyに代表されるP2Pソフトの危険性、ウィルス対策、暗号化、フォルダのロックなどIT技術、法律・規制関係、時代の動きなど、多面的に流出の原因と対策を考えてみたいと思います。

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Winnyを使うことは違法か?

 P2Pソフト・Winny開発者の逮捕が2003年。一審の京都地裁(2006/12/13)で、著作権侵害の幇助にあたるとして有罪判決。控訴審の大阪高裁(2009/10/8)では、逆転無罪。これを不服として、検察側が上告しているようです。

 この裁判の最終決着がどうつくかは興味のあるところですが、その判決とWinnyを使って実際にファイル共有を行うことの是非は、明確に区別して考えるべきでしょう。例えて言えば、兵器を作った人と、それを使って殺人を犯した人の違いかと。

 Winnyそのものの説明は、IT用語辞典 e-Wordsの「Winny 【ウィニー】」に詳しいです。また、図解がしてあるので、IT Proの「Winny(ウィニー)のしくみ」の方がわかりやすいかもしれません。

 Winnyを使うだけでは、違法行為ではないとされます。調べてみると、他者が著作権を持つコンテンツ(著作物)を、不特定多数がダウンロードできる形で共有・公開することが、著作権侵害に当たるということらしいです。
 
 Winnyの場合、欲しいファイルが見つかってダウンロードし始めても、一つのパソコンからダウンロードできることは稀で、長い時間かかって複数のパソコンを(自動的に)探し回り、結果としてファイル全体がダウンロードできる場合が多いみたいです。

 つまり、その中途半端な状態のファイル(キャッシュという)を、他の人もダウンロードできる状態で、自分のパソコン内に保持することになります。丸ごとダウンロードし終わると、共有対象から外せる筈ですが、途中でそれをすると、それまでに得た分が無駄になります。

 つまり、「ダウンロードする行為」が、同時に「不特定多数に対して、ダウンロード可能な環境を提供する行為」となる訳で、そこがWebの画像掲示板やアップローダーを介してのファイル授受と大きな違いです。受身に徹しきれないというか、否応なく積極的に関ってしまう訳です。

 自分に著作権があるファイルならば、この著作権侵害に限っては無問題だということになります。しかし、そうでない場合、著作権侵害に自発的に関与していると見なされても仕方ないかもしれません。「不特定多数」とは言えないという主張も、一部ではあるようですが……。

 Winny自体は必ずしも違法なツールとは言えなくとも、ダウンロードするファイルによっては、意識せずに違法行為をしてしまうということです。そして、この著作権侵害以外にも、猥褻物頒布の危険があると私は思います。そちらの危険については、このテーマの次の回で書きたいと思います。
 

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