「セックス動画流出対策」は、成人向けです。18歳未満の方は読んではいけません。すぐブラウザを閉じてください。
また、このサイトには、実際のセックス動画・ハメ撮り画像はありません。流出対策について、考察・記述しているだけです。
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エロ事師

Author:エロ事師

エロを楽しむ上ではとても便利な世の中ですが、ハメ撮り動画や顔出し画像の流出など、素人にとっては個人情報流出の危険がいっぱいのネット環境でもあります。

Winnyに代表されるP2Pソフトの危険性、ウィルス対策、暗号化、フォルダのロックなどIT技術、法律・規制関係、時代の動きなど、多面的に流出の原因と対策を考えてみたいと思います。

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ハメ撮りする理由(2)

 ハメ撮りする動機を、もう少し掘り下げて考えてみます。

 前項の「ハメ撮りする理由(1)」では、(1)セックスのスパイス、(2)秘密の共有、(3)裸をお金にする、この三つが、男性が女性をハメ撮りしたがる理由だとしました。

 このうちで(1)の動機に基づく撮影は、夫婦でも自然に行われることがある筈です。流出事故の中には、その種のケースも相当数あるようですから。夫婦の夜の秘め事を撮影するというのは、奥さんも同意しているならば、悪いことではないと思います。

 ただ、データの管理はくれぐれも慎重にということに尽きるでしょう。また、その種の行動は、いい年の大人がするには軽率すぎるとは言えそうですが……。

 恋人同士の場合、どれほど感情が燃え上がったとしても、別れた後のことを考えると、(1)のセックスの盛り上がりや、愛を証明するという要素よりも、(2)で共有した秘密の残骸が記録として残りかねないので、くどいようですが顔は絶対に撮らせないことです。

 仮に「ハメ撮り(という言葉は使わないでしょうが)させないのは、愛情が薄いからだ」という表現でハメ撮りを迫るような男は、あなたへの愛情が乏しいことを、自分から告白しているようなものです。それでも許すなら、完全に自己責任の世界です。

 そして(3)ですが、これは(1)や(2)と兼ねてする場合もあるだろうし、業者に自分が売った(撮影をさせた)画像や動画が、後に顔出しで流出というケースもあるかもしれません。後者のケースでは、身元情報とつながることはまずなさそうですが、一定のリスクがあることは確かです。

 また、有料サイトを自分たちで立ち上げ、そこでプライベートセックスの動画を販売して、逮捕・検挙された例が近年いくつかあります。料金を取る取らないに関わらず、モロの画像や動画はわいせつ物陳列に当たるので、注意が必要です。

 ハメ撮りや顔出し画像や動画の保持は、しないに越したことはないし、他人にもさせない方がいい。しかし、そう簡単に割り切れない場合もあるでしょう。そのために何に気をつけて、どんなツールを使ってどう管理すべきか、その視点で今後の考察を進めていきたいと思います。
 


ハメ撮りする理由(1)

 人は、というか男は、どうして恋人や奥さんのヌードやセックスの様子を撮りたがるのでしょうか。もちろん、その種の欲求を感じるのは一部の男性でしょうし、実行するのは更にその中の何割かだと思われますが。


 まず、外部的な要因として、手軽にハメ撮りが出来る環境が整ったのは大きいと思います。かつての銀塩写真のようにラボで現像してもらう必要がなくなった上に、SDカードに代表される記憶媒体の大容量化により、比較的安価なデジカメで動画まで撮れるようになりました。

 さらに、それらをパソコンに簡単な操作で取り込め、画像や動画の編集(サイズ調整、トリミング、色味調整、合成・加工など)には機能のすぐれたフリーウェア(無料のプログラム)がたくさんあります。自分で撮影したハメ撮りではない写真や動画を、それらを使って管理している人も多いと思います。

 外部要因としては、もう一つ。多くの人がハメ撮りをしているという事実が、ネットを通じて容易にわかる環境があげられます。素人系の画像掲示板を見ると、いわゆる商業作品ではないヌード画像やプライベートセックス動画を、数多く見ることができます。


 これに対して、撮影者の内面的な動機としては、大きく以下の三つが考えられます。

 第一に、セックスにおけるスパイスとしての役割。マンネリ化した性行為を再活性化させるための特効薬というか、新しいタイプの刺激を受けることで興奮を得ようとする訳です。

 単に撮影するだけでなく、それらを他人に見せることで、興奮はいや増すと考えられます。その欲求をネットの匿名性を利用して満たす場が、例えば上記の素人画像掲示板や、画像・動画系のアダルトサイトということになるでしょう。

 第二に考えられるのが、秘密の共有という側面です。「ちょっと悪いことを隠れてすると、何故か気持ちいい」というのもあるだろうし、セックス撮影と画像保持を通して、当事者同士の絆が深まったと感じ取れるという理由もあるでしょう。

 この側面が高じると、相手を所有したい、更には独占したいという気持ちの表れとして、ハメ撮りをするケースも見られます。男性の中には、画像や動画を盾に別れることを許すまいとする人もいるようなので、その意味からも、女性は裸を撮らせることに慎重であるべきでしょう。

 そして、最後が商業的な動機。自分が撮ったハメ撮り画像や動画を、換金したいという欲求です。第一の理由が自分(たち)の性的嗜好を満足させるものであるの対し、こちらはよりドライに金銭的利益を図るものといえます。
 


山田系ウィルスと専用パソコン

 リスクを理解した上で、それでもP2P(WinnyやShare)をしたいと思うなら、自分の個人情報はしっかりと守るべきでしょう。特に自分が撮った、または撮られたハメ撮り画像や動画を持っている場合は、二重三重に流出対策を施してもしすぎということはない筈です。

 また、例えそのような物がなくとも、仕事関係の機密書類や顧客名簿の流出も大ダメージですし、ネットからダウンロードしたエッチな画像や動画、アダルトサイトのお気に入り登録などの流出は、性的嗜好が公開される訳ですから、社会的な立場を損ないます。

 Winnyによるファイル共有だけに使うパソコンを、1台用意するというのが対策の大前提だと思います。本体が数千円の、中古マシンで十分でしょう。ファイルを他のパソコンに持ち出すこと自体が危険なので、その中で完結させることが必要です。

 P2Pによる流出は、前回の「暴露系ウィルスによる流出」に書いたように、Winnyの仕組みをそのまま使って起きたケースが多いです。但し、山田ウィルス、山田オルタネイティブといったプログラムは、P2Pによるファイル共有機能を使わずにネットワークに穴を開けてしまいます。

 家庭や職場のパソコンの多くは、ルータからモデムを経てインターネットにつながっています。ホームページ(Webページ)を見るには、ブラウザを使ってWebサーバにアクセスします。
 普通のパソコンはWebサーバとして設定されていませんし、インターネットとLANを中継するルータに道筋の設定もされていません。

 山田ウィルス山田オルタネイティブは、Winnyからダウンロードした偽装ファイルを、ユーザ自身に実行させることで、(1)Webサーバソフトをインストール・起動し、(2)ルータにグローバルIP→ローカルIP変換を設定して、(3)そのグローバルIPアドレスをネット上に公開するのです。

 つまり、Winny環境がないパソコンからでも、ハメ撮り画像や動画が流出する可能性はあります。だから、Winnyでダウンロードしたファイルを外に持ち出すのは危険なのです。

 事前にアンチウィルスソフト(ノートンやトレンドマイクロなど)で、ファイルのウィルスチェックをしても、新しい亜種(原種によく似た機能を持つ、別のコンピュータウィルス)はデータベースに登録されるまでは網に掛かりません。その間に感染すれば、流出事故は起きます。

 なので、危険度の高い環境を別パソコンとして完全隔離することが、すべての対策の基本になります。もちろん、自分の個人情報や、自分が撮ったり撮られたりしたハメ撮り画像や動画を、そのパソコン内に持ち込むことは、絶対にしてはいけません。
 


暴露系ウィルスによる流出

 現状では、基本的にP2Pソフトを使っているPCからでないと、ウィルスによる情報流出は起きていない筈です。つまり、常用パソコンと別に、Winnyだけをするマシンを持てば、法的な問題(著作権侵害やわいせつ物陳列)は別にして、流出については大丈夫そうです。

 ただ、Windowsの場合は、OSのアップデートをリアルタイムにしておかないと、いわゆる「脆弱性」を突かれて、P2P以外の経路で流出が起きないとは言い切れません。その脅威が世間に知られて、Microsoftから最新のパッチファイルが配布されるまでの期間は、潜在的に危険な状態が続くわけです。

 画像や動画の流出を引き起こすウィルスは、「仁義無きキンタマ」とか「欄検眼段」といったものです。これらは「トロイの木馬」で、正確にはウィルスとは違うのですが、ユーザの立場からすれば、脅威としては同じようなものです。これらをまとめて、「暴露系ウイルス」と呼んでいます。


 Winnyが起動しているパソコンでは、概ね以下のようなステップで流出が起きます。

1.Winnyで共有ファイル(圧縮されていることが多い)をダウンロードする。

2.解凍後、仕込まれていた暴露系ウイルスのファイルをダブルクリックしてしまう。

3.ウィルスが実行され、パソコン内の画像ファイルや動画ファイル、Microsoft Officeのファイル、Outlook Expressのメールファイルなどを収集・圧縮して、Winnyのキャッシュ・フォルダ(ネットで共有するためのフォルダ)に入れる。

4.別の人が、Winnyでその共有状態にあるファイルをダウンロードする。この先は、無限連鎖の形になる。


 ウィルスが3の活動をするには、プログラムとして実行されることが必要です。ウィルスが自分自身をスタートアップフォルダ(パソコン起動時に、自動実行するプログラムを収めたフォルダ)にコピーするとかもありますが、一番簡単なのはユーザ自身にダブルクリックさせることです。

 だったら、2でダブルクリックしないように気をつければいいじゃないか。そう考えてしまいますが、そこにはウィルスを仕込む際に、巧妙なトラップが仕掛けられています。

 Windowsの実行ファイル(プログラム)には「exe」という拡張子が付きますが、すごく長い名前「sex001.jpg(100個くらいの空白).exe」にしてあると、最後の方が隠れてjpegファイルだと思い込んだり、アイコンがフォルダに変えてあると、中を見ようとダブルクリックしてしまうという具合です。

 現在のWinnyには、これらの暴露ウィルスを偽装して仕込んだ共有ファイルが、かなりの高率で含まれているようです。プライベートセックスの画像や動画に限らず、仕事の機密ファイルや個人情報名簿が同じパソコン内にあると、流出してしまう訳です。

 この連鎖の恐ろしいところは、被害が雪だるま式に膨れ上がっていく構造だということです。そして、メールファイルやアドレス帳、Excelの友人名簿なども一緒にアップロードされると、身元に関する情報までがファイルに同梱されてしまうことです。
 


破滅的な個人情報漏洩を防ぐ

 昨今は、いたる所で個人情報保護が叫ばれています。個人情報保護法に準拠するに留まらず、プライバシーマークやTRUSTeといった資格を取る企業も多く、会員を募ってサービスを提供するWebサイトには、プライバシーポリシーや個人情報保護方針といった形で、提供された個人情報をどう扱うかが記されています。現実に情報漏洩事件が多いから、その辺りに対する関心が高まっているのはあるでしょう。

 個人情報保護法では、個人情報を「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。」と定義しています。つまり、誰を指しているかがわかる情報ということです。

 つまり、誰のことかがわからないのは、個人情報とは言えません。無記名のアンケートやクラスの平均身長などは、個人情報ではありません。ただ、それ単独ではわからなくとも、他の情報(例えば、同じパソコンにあったメールや文書ファイルなど)と関連付けてみると、誰の物かわかる場合は個人情報となるので注意が必要です。

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