「セックス動画流出対策」は、成人向けです。18歳未満の方は読んではいけません。すぐブラウザを閉じてください。
また、このサイトには、実際のセックス動画・ハメ撮り画像はありません。流出対策について、考察・記述しているだけです。
尚、掲載情報の閲覧により生じたすべての問題、損失、損害については、一切責任を負いかねます。自己責任でお読みください。
 
炎RSS

炎プロフィール

エロ事師

Author:エロ事師

エロを楽しむ上ではとても便利な世の中ですが、ハメ撮り動画や顔出し画像の流出など、素人にとっては個人情報流出の危険がいっぱいのネット環境でもあります。

Winnyに代表されるP2Pソフトの危険性、ウィルス対策、暗号化、フォルダのロックなどIT技術、法律・規制関係、時代の動きなど、多面的に流出の原因と対策を考えてみたいと思います。

炎最新記事

炎カテゴリ

炎月別アーカイブ

炎ブログランキング

Adultブログランキング FC2 Blog Ranking エログ-(エログランキング) 駄文同盟 人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



山田系ウィルスと専用パソコン

 リスクを理解した上で、それでもP2P(WinnyやShare)をしたいと思うなら、自分の個人情報はしっかりと守るべきでしょう。特に自分が撮った、または撮られたハメ撮り画像や動画を持っている場合は、二重三重に流出対策を施してもしすぎということはない筈です。

 また、例えそのような物がなくとも、仕事関係の機密書類や顧客名簿の流出も大ダメージですし、ネットからダウンロードしたエッチな画像や動画、アダルトサイトのお気に入り登録などの流出は、性的嗜好が公開される訳ですから、社会的な立場を損ないます。

 Winnyによるファイル共有だけに使うパソコンを、1台用意するというのが対策の大前提だと思います。本体が数千円の、中古マシンで十分でしょう。ファイルを他のパソコンに持ち出すこと自体が危険なので、その中で完結させることが必要です。

 P2Pによる流出は、前回の「暴露系ウィルスによる流出」に書いたように、Winnyの仕組みをそのまま使って起きたケースが多いです。但し、山田ウィルス、山田オルタネイティブといったプログラムは、P2Pによるファイル共有機能を使わずにネットワークに穴を開けてしまいます。

 家庭や職場のパソコンの多くは、ルータからモデムを経てインターネットにつながっています。ホームページ(Webページ)を見るには、ブラウザを使ってWebサーバにアクセスします。
 普通のパソコンはWebサーバとして設定されていませんし、インターネットとLANを中継するルータに道筋の設定もされていません。

 山田ウィルス山田オルタネイティブは、Winnyからダウンロードした偽装ファイルを、ユーザ自身に実行させることで、(1)Webサーバソフトをインストール・起動し、(2)ルータにグローバルIP→ローカルIP変換を設定して、(3)そのグローバルIPアドレスをネット上に公開するのです。

 つまり、Winny環境がないパソコンからでも、ハメ撮り画像や動画が流出する可能性はあります。だから、Winnyでダウンロードしたファイルを外に持ち出すのは危険なのです。

 事前にアンチウィルスソフト(ノートンやトレンドマイクロなど)で、ファイルのウィルスチェックをしても、新しい亜種(原種によく似た機能を持つ、別のコンピュータウィルス)はデータベースに登録されるまでは網に掛かりません。その間に感染すれば、流出事故は起きます。

 なので、危険度の高い環境を別パソコンとして完全隔離することが、すべての対策の基本になります。もちろん、自分の個人情報や、自分が撮ったり撮られたりしたハメ撮り画像や動画を、そのパソコン内に持ち込むことは、絶対にしてはいけません。
 


暴露系ウィルスによる流出

 現状では、基本的にP2Pソフトを使っているPCからでないと、ウィルスによる情報流出は起きていない筈です。つまり、常用パソコンと別に、Winnyだけをするマシンを持てば、法的な問題(著作権侵害やわいせつ物陳列)は別にして、流出については大丈夫そうです。

 ただ、Windowsの場合は、OSのアップデートをリアルタイムにしておかないと、いわゆる「脆弱性」を突かれて、P2P以外の経路で流出が起きないとは言い切れません。その脅威が世間に知られて、Microsoftから最新のパッチファイルが配布されるまでの期間は、潜在的に危険な状態が続くわけです。

 画像や動画の流出を引き起こすウィルスは、「仁義無きキンタマ」とか「欄検眼段」といったものです。これらは「トロイの木馬」で、正確にはウィルスとは違うのですが、ユーザの立場からすれば、脅威としては同じようなものです。これらをまとめて、「暴露系ウイルス」と呼んでいます。


 Winnyが起動しているパソコンでは、概ね以下のようなステップで流出が起きます。

1.Winnyで共有ファイル(圧縮されていることが多い)をダウンロードする。

2.解凍後、仕込まれていた暴露系ウイルスのファイルをダブルクリックしてしまう。

3.ウィルスが実行され、パソコン内の画像ファイルや動画ファイル、Microsoft Officeのファイル、Outlook Expressのメールファイルなどを収集・圧縮して、Winnyのキャッシュ・フォルダ(ネットで共有するためのフォルダ)に入れる。

4.別の人が、Winnyでその共有状態にあるファイルをダウンロードする。この先は、無限連鎖の形になる。


 ウィルスが3の活動をするには、プログラムとして実行されることが必要です。ウィルスが自分自身をスタートアップフォルダ(パソコン起動時に、自動実行するプログラムを収めたフォルダ)にコピーするとかもありますが、一番簡単なのはユーザ自身にダブルクリックさせることです。

 だったら、2でダブルクリックしないように気をつければいいじゃないか。そう考えてしまいますが、そこにはウィルスを仕込む際に、巧妙なトラップが仕掛けられています。

 Windowsの実行ファイル(プログラム)には「exe」という拡張子が付きますが、すごく長い名前「sex001.jpg(100個くらいの空白).exe」にしてあると、最後の方が隠れてjpegファイルだと思い込んだり、アイコンがフォルダに変えてあると、中を見ようとダブルクリックしてしまうという具合です。

 現在のWinnyには、これらの暴露ウィルスを偽装して仕込んだ共有ファイルが、かなりの高率で含まれているようです。プライベートセックスの画像や動画に限らず、仕事の機密ファイルや個人情報名簿が同じパソコン内にあると、流出してしまう訳です。

 この連鎖の恐ろしいところは、被害が雪だるま式に膨れ上がっていく構造だということです。そして、メールファイルやアドレス帳、Excelの友人名簿なども一緒にアップロードされると、身元に関する情報までがファイルに同梱されてしまうことです。
 


携帯サイトへのわいせつ画像投稿者逮捕

 昨日(2011/06/13)のニュースで、「携帯にわいせつ画像投稿 異例の9府県35人立件へ」という報道がありました。これは、4/28に「アダルト携帯サイトに、わいせつ画像を投稿した男6人を逮捕 京都府警など」で開設・運営者が逮捕された事件と、同じサイトのことのようです。

 現物を見てはいませんが、この場合の「わいせつ画像」とはいわゆるモロ画像でしょう。それを不特定多数が閲覧可能な状態にしたことで、わいせつ物陳列罪に問われた。サイト運営者だけでなく、投稿者が多数逮捕され、その中に投稿数の少ない投稿者が含まれていたことは異例の出来事です。

 携帯サイトでこれが出来るなら、技術的にはPCサイトでも可能な筈です。閲覧できる環境を提供することで利益を得る人間だけでなく、数回投稿しただけの人たちを立件するとなると、各府県警と警察庁、および検察の本気度が感じ取れます。

 一連の逮捕・書類送検に、どのくらいWinny等によるハメ撮り画像流出による被害を抑止する意図があったのかはわかりません。しかし、警察・検察がプライベートセックスの画像・動画を、「著作物と認め得ない」という理由で放置しているわけではないという事の、証左の一端ではないかと思います。

この記事の続きを読む >>

Winnyを使うことは違法か?

 P2Pソフト・Winny開発者の逮捕が2003年。一審の京都地裁(2006/12/13)で、著作権侵害の幇助にあたるとして有罪判決。控訴審の大阪高裁(2009/10/8)では、逆転無罪。これを不服として、検察側が上告しているようです。

 この裁判の最終決着がどうつくかは興味のあるところですが、その判決とWinnyを使って実際にファイル共有を行うことの是非は、明確に区別して考えるべきでしょう。例えて言えば、兵器を作った人と、それを使って殺人を犯した人の違いかと。

 Winnyそのものの説明は、IT用語辞典 e-Wordsの「Winny 【ウィニー】」に詳しいです。また、図解がしてあるので、IT Proの「Winny(ウィニー)のしくみ」の方がわかりやすいかもしれません。

 Winnyを使うだけでは、違法行為ではないとされます。調べてみると、他者が著作権を持つコンテンツ(著作物)を、不特定多数がダウンロードできる形で共有・公開することが、著作権侵害に当たるということらしいです。
 
この記事の続きを読む >>

ページの先頭へ